過敏性腸症候群を軽くするためには「成功体験」が大事
ひどい時は自分の布団からも出られなくなっていたわたしですが、今はディズニーランドにも行けますし旅行にも行けます。
ですが、ある日突然遠出ができるようになったわけではありません。
少しずつ成功体験を増やして自分の中に「大丈夫」という気持ちを植え付けることが大切です。
小さい成功体験でOK
まずは本当に小さい成功体験でOKです。
たとえば
- いつもよりちょっとだけお腹が痛くなる回数が少なかった
- 今日1日お腹が痛くならなかった
- コンビニに行けた
そんな程度で大丈夫です
これの積み重ねが過敏性腸症候群の緩和につながります。
少しずつ行動範囲を広げていく
小さい成功体験ができたら少しずつ行動を広げていきます
- 自転車で1時間ほどサイクリングしてみる
- 一駅だけ電車に乗ってみる
- ちょっと長めにスーパーで買い物をしてみる
そうやって少しずつ行動範囲を広げて行ってみてください。
お腹が痛くなったらどうしようなんて思わなくて大丈夫です。
近場ならすぐに帰って来れますし、お腹が痛くなっても安心アイテムを持っていれば安心です。
もし、どうしても不安なら最初からお腹が痛くならないようにカイロを貼っておきましょう。
私も不安だなと思う時はカイロを貼るようにしています。
準備は万端です。安心して大丈夫です。
本当に倒れるぐらいの腹痛に襲われたら救急車を呼べばいいんです。
お腹の調子をわざわざ確認しないでください。
あなたはただひと駅電車に乗っているだけです。
長めにスーパーで買い物をしているだけです。
お腹が痛くなったらトイレに行けばいいんです。
ゆっくり息を吐いて安心して少しだけ遠出をしてみてください。
慣れてきたら友達にも協力してもらう
一人での外出に慣れたら友人にも協力してもらいましょう。
最初から自分の病気の事を話して
「もしお腹が痛くなったら途中で帰るかもしれない」
と、伝えておきましょう。
自分の中で罪悪感があるなら最初から
「もし途中で帰ることになったら、3000円渡すね!」
という感じの保険を作っておきましょう。
わたしは、過敏性腸症候群を発症したあと、はじめてディズニーランドに行った時は
「もし、途中で帰ることになったらここのパスポート代はわたしが全部払うから、いざという時は帰るね」
と伝えておきました
こうやって最初に断っておくことで自分の中で「いざとなったら帰れる」という気持ちがあるので安心感が増します。
どうしても帰ることになってしまったらお金を渡せばいいですし、無事に1日遊び終えたらそれはそれでよかったということになります。
お腹が痛くなっても不安にならないで!
どんなに用意をしてもお腹が痛くなってしまうこともあります。
でもあまり不安に思わないでください。
過敏性腸症候群じゃない人でもたまにはお腹が痛くなります。
それと一緒です。
今回たまたまお腹が痛くなっただけです。
次もお腹が痛くなるとは限りません。
もちろん一回不安になってしまったらしばらくは休んだ方がいいです。
でも一度お腹が痛くなったからといって「もう絶対無理」なんていう風に思いつめないでくださいね。
また少しずつ成功体験を増やして行けばいいんです。
少しずつ克服していけば、いずれ必ずどこに行くにも不安なく、行けるようになります。
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